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パブリックリレーションズ1・2の紹介(2014年度・秋学期)

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2014年秋学期に受講中の北見先生の「パブリックリレーションズ1・2」について紹介します。

■講義内容と目的
パブリックリレーションズとは、「ステークホルダーとの良好な関係づくり」を目的とした双方向のコミュニケーション活動です。経営戦略とも密接に関連し、企業の理念や社会的責任とも隣接する領域です。A期間のPR1ではこれらのPR理論を、B期間のPR2ではメディアやSNSを利用した実践的な応用を学びます。

この講義は(株)電通パブリックリレーションズの寄付講座として開講されていて、毎回電通PRの専門家の方がPRの最新事情やケースについて紹介をされ、グループワークやディスカッションによって理解を深めていきます。

■講義の様子
かつてボスニア・ヘルツェゴビナ紛争には「ルーダー・フィン」が、中国のオリンピック招致活動には「ウェーバー・シャンドウィック」が深く関与していました。いずれも米国の老舗PR会社です。欧米では当たり前のように国際紛争や多国籍間交渉の裏方としてPR会社が活動しているそうです。これは企業や団体の活動にとっても同じことで、参入障壁の排除や業界のルール作り、商品サービスの社会的受容性の拡大など、様々な分野でパブリックリレーションズの手法が活用されています。様々な企業が市場で情報戦を繰り広げており、その重要な武器となるのがパブリックリレーションズなのです。北見先生を始め、国内最大のPR会社の方々が日々の仕事で得られた知見やノウハウを惜しみなく与えてくれるこの講義は、私にとって再発見の連続でした。

ただ誤解してはならないのは、PRが情報操作ではないということです。自社の主張を社会に受け入れてもらうために企業がコミュニケーション活動を行なうことは当然であり、それをメディアが取り上げるのもそこにニュース価値があるからです。ただ私たちが生活者の立場でメディアやこれらの情報に接する時に忘れてはならないのは、この情報は誰かが何らかの意図を持って発した情報であり、物事のある一面を説明しているに過ぎないということです。すなわち私たち生活者がメディアリテラシーを持たなければ、企業や団体の情報戦に操られてしまう危険があることも講義を通して気づかされたことの一つです。

一方、私たちがビジネスパーソンの立場で市場での競争に勝つことを目指すのであれば、この情報戦を戦いぬくしかありません。あるときはネットで情報を拡散させ、またあるときは社会的責任を背景に会社の立場を表明する、MBAホルダーにとってパブリックリレーションズはなくてはならないスキルの一つだと思います。欧米のビジネススクールではPRの講義は必須であり、多くのマネジメントに関わる人材がPRやコミュニケーションを学んで実践に活かしているのです。

そんな大切なパブリックリレーションズを学べるのは、国内では立教大学大学院ビジネスデザイン研究科などほんの一にぎりのビジネススクールだけ。この講義でパブリックリレーションズの真髄を探究し、ビジネスの現場で社会に一撃を与えるコミュニケーション戦略を展開することを心に誓い、白熱の講義に駆けつける日々を過ごしています。

■レポーター紹介
  • クロダアキヒコ(男・50代前半)
  • PR会社勤務。もうサラリーマン人生には疲れてしまいましたが、「真理の探究」に年齢は関係ないと、一念発起してビジネススクールに通い始めました。


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[ 2014/12/07 09:21 ] 授業紹介 PR/ブランドマネジメント | TB(-) | CM(0)