新入生(22期生)オンライン歓迎&履修情報交換会

4月2日(日)20時より、新入生(22期生)オンライン歓迎&履修情報交換会を実施しました。
学生生活や履修に関する疑問をカジュアルに相談できる場を設けることで、新入生の不安を解消するとともに、新入生との縦のつながりを構築することを目的としております。
当日は、39名の新入生と30名のM2(修士2年)にご参加をいただきました。
事後アンケートでは、時間が短かった!やゼミについても聞きたかったなどのご意見をいただきました。今後の運営に活かしていきたいと思います。
ご協力をいただきましたM2(修士2年)のみなさまもお忙しいところご協力をいただきありがとうございました!

202304履修相談回
スポンサーサイト



[ 2023/06/11 16:48 ] 授業紹介 | TB(-) | CM(0)

<授業紹介>ビジネスシミュレーション

受験生の皆様はそろそろ受験が近づいているかと思います。
2023年の入試は2月18日(土)とのことで、さまざまな準備をされている方も多いと思います。
私は社会人入試で事前のエッセイの提出と口頭試問でした。2023年と同様に口頭試問はZoomによるオンライン形式でした。
口頭試問は、志望動機とエッセイの内容について聞かれたと記憶しております。エッセイについては担当される先生にもよると思いますが、結構突っ込んで聞かれて驚きました。大学院生として論理的に話したり書いたりすることのできる能力を見られていたのかなあと思いました。

さて、本題の授業内容の紹介をしていきたいと思います。
デジネスデザイン研究科では、必修の授業として1年生の春学期にビジネスシミュレーションという授業があります。
必修なので、全員が受講する必要があり、この授業のみが必修となっているので、全員が同じ授業を受講する貴重な機会となっております。同期入学の皆さんと交流の機会でもあります。

授業は、前半期間の講義パートと後半期間の実際にビジネスを組み立てるパートに分かれておりました。

<前半>
NTTデータで情報銀行のビジネスを発案された花谷先生が講義をしてくださいました。
NTTデータの開発した「DCAP(Digital Corporate Accelerate Program)」というプログラムにもとづいており、戦略アプローチ→アイデア創出→ビジネスモデル検討→コンセプト検証について、誰でもできるようなプログラムを習得します。
コロナの影響もあり、多くがオンライン授業でしたが、授業の中でブレークアウトルームが使用されることで、対面と同じようにグループワークなども取り組むことができました。

花谷先生と当研究科の田中教授による対談記事→
https://www.nttdata.com/jp/ja/data-insight/2020/122102/


<後半>
後半は、実際のビジネスプランを指定されたグループ(4-5名)で立案します。千葉県大多喜町にある実際の施設におけるケースが割り当てられ、それを有効に活用したビジネスプランを立案します。最終プレゼンテーションは実際のステークホルダーに発表をし、優秀な発表チームは大多喜町に招待され、プレゼンを実施するという授業でした。
皆さん、実際のケースということもあり、真剣に取り組んでおり、大多喜町に行って調査をしているチームなどもありました。ビジネスプランの実現はアイディアはもちろんのこと、収支計画なども考える必要があり、経営学の基礎を実際のケースで学べる良い機会になりました。
私は残念ながら行けませんでしたが、以下が発表の風景です。
発表会チラシ 発表風景

ビジネスデザイン研究科を受験された皆さんと4月にお会いできるのを楽しみにしております。

ブログ担当:H・I
[ 2023/02/05 22:29 ] 授業紹介 | TB(-) | CM(0)

2022年の学生生活を振り返って

みなさま、あけましておめでとうございます。
すっかり更新が滞っており、申し訳ございません。

2022年の4月に入学した学生による4月入学からの学生生活の振り返りを書いていきたいと思います。
この記事を読んで一人でも多くの方が立教大学大学院ビジネスデザイン研究科への入学を検討していただけますと幸いです。
出願受付期間は2023 年1月 13 日(金)~1月 17 日(火) です! まだ間に合います!

 4月2日(土) 入学式
社会人が多い大学院なので例年土曜日に開催されております。同日にガイダンスがあり、履修登録や学生生活の注意事項などの説明が先生方からありました。立教学院の特色としては、入学式にチャプレン(教会・寺院に属さずに施設や組織で働く聖職者)のお話や聖歌隊の合唱がありました。また、池袋キャンパスにある「立教学院諸聖徒礼拝堂」での礼拝もありました。
入学式S__41197574.jpg27A789C2-03E4-4FA9-9FAA-6E720BDE1D2C.jpeg34ACA941-40C9-4608-A6E9-6C01457BCD5D.jpeg

4月11日(月)  春学期 授業開始
履修登録をして、授業開始となります。大学院も学部とそのシステムは変わりません。ビジネスデザイン研究科の特徴の一つとして、開講されている授業数が他のビジネススクールより多く、履修選択にみなさん頭を悩ませておりました。学校で公式に開催される先生方への履修相談の機会や、非公式に開催される先輩方との履修相談の機会を有効に活用して授業選択を真剣にされている方が多い印象でした。
また、必修の授業として「ビジネスシミュレーション」が春学期に開講されました。この授業は千葉県・大多喜町の実在するケースから新規事業を創造するという授業です。授業の最後に実際のステークホルダーにプレゼンをして、その優勝チームが大多喜町でのプレゼンを実施しました。


 8月1日(月)~9月17日(土) 夏季休業期間
大学生と同じく大学院生の夏休みはとても長いですが、残念ながら多くの人が仕事があり、完全なオフとはならなかった人が多かったです。この機会に家族サービスに励んだり、授業期間中はなかなか行けない長期の旅行を楽しんだ人もいたようです。ちなみに大学院生なので、JRの学割(2割引)も使用できます。これを利用して遠距離の旅行に行かれた方もいたようです。

9月2日(金)  春学期成績発表
こちらも大学生と同じくオンライン上のシステムで閲覧します。思ったより簡単だったという声とそんなはずでは・・・!という声があったとかなかったとか・・・。
8448CFEB-1583-4646-9A25-5F57AF71CB69.jpeg

 9月20日(火) 秋学期・秋学期1授業開始
履修登録もみなさん慣れてきており、すっかり大学院生になった感じというところでしょうか。
なお、ビジネスデザイン研究科の授業時間は、平日は18:30〜21:55(G5・6限)、土曜日は8:50〜12:25(1・2限)、13:25〜17:00(3・4限)が基本のパターンとなります。特に平日はみなさんそれぞれの事情を調整しながら授業に参加されておりました。オンラインの授業が多かったですが、授業によっては対面の授業、対面とオンラインのハイブリッド授業がありました。
池袋キャンパスはクリスマスツリーが有名で、2022年は11月25日からイルミネーションが点灯し、学内外多くの人が写真撮影をしており、池袋の観光名所となっておりました。
また、サッカーWカップの日本代表の活躍が話題となりましたが、カタールで応援しながら、オンラインで授業を受けていた猛者もいらっしゃいました。カタールと日本の時差は6時間だそうです・・・。すごい!
S__41197571.jpg1D909C52-988B-404A-8934-FA1B63A0CC15.jpeg

12月24日(土)~1月5日(木) 冬季休業期間
立教学院は55年ぶりに箱根駅伝に出場したことが話題になっておりました。応援に行かれた方もいらっしゃいました。関東の大学出身の方は学部時代の母校と立教大学の両方の応援ができた方もいたようです。
S__41197575.jpg


ここまで、学年歴をもとに1年間を振り返ってきました。このほかにも公式・非公式問わずさまざまなイベントがありましたが、それはまたの機会に。

ブログ担当:H・I
[ 2023/01/05 21:26 ] 学校・学生生活紹介 | TB(-) | CM(0)

第2回独立研究科勉強会&交流会

2022年2月5日(土)に立教大学大学院独立研究科第2回勉強会&交流会を開催しました。
当日は21世紀社会デザイン研究科、人工知能科学研究科及びビジネスデザイン研究科の50名以上の現役学生が参加しました。

第1部は21世紀社会デザイン研究科セッションとして細川淳先生にご登壇頂きました。
「コーオウンドビジネスについて」というテーマで、全てのステークホルダーにとって幸せなビジネスとは?という視点から、具体的な企業事例を交えてお話をいただきました。

第2部の交流会では、 この日の講演テーマであった「しあわせなビジネスとは?」というテーマに関する「しあわせとは」、「しあわせな仕事とは」というテーマでのディスカッションを行いました。
また、M1生は来年度自研究科以外の授業選択に向けた、互いの研究科の(あくまで各自の主観的な)おススメ講義などの話をグループセッション内で行いました。

交流会後のアンケートでは、非常に多くの学生から高い満足度の評価を得られ、多くの学生から今後も交流会の参加を希望というお声をいただけました。

立教大学大学院独立研究科では2022年度も年4回程の交流会の開催を予定しております。
[ 2022/04/28 10:05 ] 学校・学生生活紹介 学生生活 | TB(-) | CM(0)

経済・経営学×観光学を求めた学部生のMBA入学

1.なぜMBAに進学しようと思ったのか

学びの消化不良を解消したいと思ったからです

私は高校卒業後、とある大学の観光学専攻を入学しましたが、のちに家庭の事情で退学しました。
家庭が落ち着いた頃、「やっぱり大学で専門的なことを学びたい」と思った私は、他大学の経済学部へ入学しました。
経済学を選んだ理由としては定量的に物事をみる学問であり、人と人が繋がって生まれる学問を学びたいというのが思いでした。
そして、新型コロナウィルス流行下の大学4回生の時、「学び足りないな」と消化不良な気持ちを持ち続けていました。

大学院への進学のきっかけとなったのは、ある外国企業の役員の方とお話しした際の言葉です。

「次の学び機会は何を考えていますか? 修士号(Master)を取りたいとは思わないですか?」

寝耳に水でした。

新卒社員は、大学で学んだものは別として、その企業が新入社員に求める専門性に特化して受身の姿勢で学んでいくものだと勝手に思っていました。
しかし、この役員の方の言葉は当時の私に対して、「次」に自分が能動的に学ぶ姿勢を「今」どう考えているのかを具体的に問うてきたのです。

「今」、学びの「消化不良」を起こしている私に「修士号(Master)」を取ることが特効薬ではないかと考え、親や指導教授、前述の役員の方の勧めもあり、大学院への進学を決意しました。



2.立教大学ビジネススクール(RBS)に入学した理由

RBSを選んだ理由は3つあります。
① 経済学に加えて経営学、観光学を学べること。
② ゼネラリストのスペシャリストの育成目指していること
③ 実務家教員の多さ

私の消化不良の原因の一つである、途中で頓挫してしまった「観光学」、そしてこれまで学んだ経済学や会計学をさらに伸ばすことができるカリキュラムに惹かれました。
また、経営学と観光学は社会科学や数学、統計学、人文科学など様々な学問の専門性を集合した学問です。
就業経験がない私にとって、将来的に「勤め先の経営や業界は大丈夫なのか」と思う視点と「働く上で必要な理論的に基づいた専門性」の視点の両方を持った教員から学ぶことが将来につながるのではないかと思い、進学しました。



3.大学院入試対策について

私が一般入試でRBS受験した際は、エッセイ課題と面接の二つでした。
提出するエッセイは志望理由と選択式の設問の二つです。(設問は入試要項に掲載されています。)
設問を自分の大学での専攻を踏まえた上で、研究したいことに近いもの選択し、学部の指導教授に何度も添削してもらいました。
また、面接対策は指導教授とは別の大学教員にお願いし、私のことをよく知らない視点から面接の練習をしてもらいました。(どの先生もお願いしたら、快く引き受けて下さったのでありがたかったです。)



4.入学後の生活(Total Life Balance)

私は春学期30単位・秋学期26単位履修しました。
興味深い内容の授業が多いので、欲張ってしまいました。
(研究科内でも多い方だと思います。)

当初は授業に合わせて、大量のインプットの量が必要でした。
企業側の視点、子どもを持つ親の視点、研究者としての視点など当事者毎に視点や考え方、資料が異なるため、その収集と整理に時間をかけました。
学部卒私は予習や復習、情報収集を平日の日中に開講しているに充てることができました。その結果、秋学期は次第に要領よくできるようになりました。

オンラインが中心の授業の中、私は人の繋がりを作りたく、研究会に参加しています。
社会人の同期や先輩の方からは大きな学びになります。
特にホスピタリティ研究会が主催する講演会は、毎回様々なジャンルの講師の方に講演していただけるので、非常に参考になります。

また、院生のみが入室できる、「院生室」は常に人がいるので、他の院生に不明な点に関して教えてもらったり、逆に既に教えたりと互いの学びの場になります。

松下JBCC
(写真:夏のJBCC追い込み時期の院生室)



ストレートマスターについて

ストレートマスターは学部を卒業し、正社員の就業経験を経ずに大学院に進学した者の(RBS内での)通称です。

RBSのストレートマスターは経済学部・経営学部卒だけでなく、法学部や理工学部、福祉学部など様々な学部の出身者がいます。

「ビジネススクールは社会経験を積んでからの方がいいのではないか」と考える方が多いと思います。
しかし、「ストレートマスターだからこそ」良いことも多いです。
前述のように、日中を勉強や研究に充てられることや、実務に従事している人の前で奥の失敗を多くでき、意見をいただけます。(日々、反省です)
自分の親世代の方から、20代後半から30代のお兄さん、お姉さん方の意見や視点は、特に刺激的です。

また、講師や先生方のストレートマスターへの理解もあります。
今どきの若者としての意見など、授業内のディスカッションでよく求められます。
(一学生の1人としてみていただけます。とはいえ、「学部卒だからしょうがない」という甘さは全く無いです。)
自分の視点が驚かれ、さらに発言を促されるので、話しやすいです。

最近は就活状況について、よく人材系や人事職の方によく聞かれます。逆に相談したりもできるのでありがたいです。
ストレートマスターの同期では、日中は長期インターンを行っている者もいます。
アルバイトや就職活動との両立も可能ですので、是非、大学に通われている方でRBSにご興味がございましたら、大変おすすめします!



おすすめの授業

【キャリアデザイン(山崎京子特任教授)】
キャリア心理学の理論を実際に自分の人生、キャリアへ落とし込むことで、何を考えていたのか、または何が変化するターニングポイントだったのか、他者から見るとどのような自分に見えるのか、徹底的な自己の振り返りにつながりました。
先生自身も多彩なバックグラウンドを持っていらっしゃるので、参考になりました。

【観光経営研究(西村剛特任教授)】
観光学と経営学を合わせた、「観光経営学」一つとして捉え、昨今のコロナに関する状況のデータ解説やこれまでの成功と失敗の経緯をアカデミックに学びます。
MBAで学ぶマーケティングや財務会計がどのように交通産業や旅行産業、地域産業に関わっているのか、先生の実務の経験を交えながら講義していただけるので、非常に参考になりました。



私は、RBSに進学したことによかったと、自信を持ってお答えします。




[ 2022/04/17 19:51 ] 学校・学生生活紹介 学生生活 | TB(-) | CM(0)