授業名:2017年秋学期に受講した枡谷先生の「グローバル経営人材育成法」について紹介します。
■授業の内容 (テキストより)
・日本型経営システム
・異文化と経営
・文化の多様性と多国籍チーム
・日本企業にとっての競争
・グローバル化の段階と求められる人材
・グローバル経営人材育成 演習
・リーダーシップ
・交渉力
・コーポレートガバナンス
・異文化適応とコミュニケーション能力
■受講の動機
・会社での海外事業検討を行った経験があり、海外=グローバルと思い、受講。
・会社での海外現地従業員との接し方を机上、異業種の角度から知りたかった。
■講義の内容及び様子
・グローバル経営戦略同様、留学生が多く、そこにいるだけで、グローバル人材との交流が可能。
また、先生との親和感ができ、リラックスして受講が可能。
・毎回、先生の資料が事前に配布され、それによって講義される。
・グローバル経営戦略の一部を復習できるため、夏休みボケを解消してもらえる。
・後ろの方に座ると、結構、指され、コミュニケーションが取れる。
■受講後の感想
・グローバル経営戦略から引き続き受講している留学生が多く、留学生と仲良くなれ、交流が深まることにより、接し方や疑問点、違いが肌で感じられる。
■こんな人におすすめ
・机上の戦略を学びたい方は他の先生も行っているので、肌感覚で学びたい方は是非、受講するとよいと思います。
・メーカーの勤めている完全実務家であるため、リアルな現状も講義されます。
・先生はRBS第1期生であるため、RBSの歴史も知りたい方はおすすめします!
■レポーター紹介
2017年に入学をした、博士課程前期課程、現在1年です。
総合電気工事会社に勤めているが、会社には内緒で通っている。
元々は技術屋であり、不況の煽りで管理部門(経理系)と戦ってきたが、最終的には金を握っているところが強く、負けてしまうことが悔しかった。
現場は経験しないと分からないが、経理系は机上で勉強できると思い、MBAを志した。大学受験で立教大学理学部に不合格になり、リベンジでRBSを選択し、合格した。
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授業名:2017年秋学期に受講した中川有紀子先生の「ヒューマン・リソース・マネージメント1、2」について紹介します。
■授業の内容 (テキストより)
・ヒューマンリソースマネージメント(人的資源管理)論とは?
・医療経営人材テキストにより、医療現場の人的管理、その意義と課題について
・HRM2では教材として、回ごとに有名企業の人事部長へのインタビュー記事
を用いて実践の理解を深める
■受講の動機
・将来的にスモールビジネスの夢があり、人的資源管理、特に経営者の視点を学びたいと考えました。
■講義の内容及び様子
・講義は、先生が資料をChorusl(H30年よりブラックボード)に掲示されるので、教科書の購入は不要です。
・毎回1~2人が当番で、事前に資料を読みパワーポイントにまとめ当日プレゼンをします。
そんなに沢山の量ではなく、秋1、2でそれぞれ1~2回当番が回ってくる程
度です。皆が仲良くなるので気を遣わずプレゼンの練習になります。最後は、先生がフォローしてくださいます。
・生徒の発表の後は、先生のとても熱い講義!で、最近の企業の人材管理その他の意義と課題の理解が深まります。
・常に自社での事例、自分の考える起業のイメージや自分の家族の問題と置き換えて真剣にディスカッションしていきます。
・講座の終盤では、付箋を使用したインバスケットを練習しみんなで協力し合います。
・留学生が多く、中国のリアルタイムな状況や市場を教えてもらうこともできます。
■受講後の感想
・今VUCA(不安定、不確実、複雑、あいまい)な時代を生きています。先の
見通せない時代に、生き残るためには、変化に対応できる能力を向上させるしかありません、そんな中医療現場やその他の一般企業の管理者にとっては、従業員を上まわり、人的資源をいかに活用していくかが経営戦略の手腕ともなっているということを深く学びました。
・リスクなくしてTakeはない、リスクを取れば何らかのリターンはある、前向きな思考が大切と実感しました。
■こんな人におすすめ
・人事や管理職で人材管理に課題を感じている方。
・ビジネスデザインを考えている方。
・不確実な時代にどう生きていこうかと考えている方。

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■レポーター紹介
2017年に入学、
医療業界を経て、人材紹介・キャリア形成支援に携わり16年になります。
特にキャリアコンサルタントの育成にも関わる中、50代の内に(笑)専門性を高めたいとRBSに入学しました。

2014年度春学期に立教大学大学院ビジネスデザイン研究科で開講されていました奥村幸治先生のHRMの授業についてご紹介します。
■受講したきっかけ私は現在100名程度の中小企業に勤務しており、その中で小さなグループを任されている管理職という立場にいます。勤務している会社には専門の人事部はなく、人的資源管理とはなに?という状態でしたが、RBSに入学してまずHRMを選択した背景としては、この授業で学ぶことにより何かを得て実務で活用したいという期待がありました。
■授業の内容 みなさんは世界で一番強い組織体は何かご存知ですか?
ご自身の本来の姿や指向、癖をきちんと把握できていますか?
経営戦略と人材戦略との関係とは?
あなたまたはあなたの部下のコンピテンシーは今の組織で十分に生かされていますか?
この授業は人的資源管理論の理論を元に、個人の興味・関心・モチベーション・キャリア形成・プライベートライフを考慮したうえでの人材資源の管理体制、組織形成とはどのようなものか、ディスカッションを交えて考えていく授業です。
個々の従業員が保有しているコンピテンシーを組織・個人の双方が把握し、それを最大限に活かしていく仕組みとはどのようなものか、組織もその組織で働くことを選択した従業員も双方が幸せになる組織・働き方とはどのようなものか、ということについて奥村先生は私たちに考える機会を与えてくださいました。
外資系企業、ダイバーシティ推進成功企業、固くて古い組織の国内企業から突如、外資系になった企業、などの現役人事担当者の方たちがゲスト・スピーカーとして登壇してくださいました。現場でご苦労された方のお話は毎回、リアルな出来事であり実際に悩まれたご経験ですのでいつも興味深く聞き入ってしまう内容ばかりでした。自社の中小企業とはこんなにも人事組織が異なるのか!!!ということをまじまじと見せつけられ、落ち込んでいたことも事実です。
MBTI(性格検査、チーム編成、チームビルディング、コミュニケーション等)やSaville Wave Expert Report(採用試験、社内昇格試験、人材開発向け)のアセスメントを用いて自分自身の結果を踏まえながら進行する授業もありました。(希望者のみ。費用は別途必要です。)
私がとくに印象に残っている授業が、Savilleの結果に基づきグループを分け、簡単なビジネスプランを考えるワークを行った回です。授業の目的はプランの内容を評価するのではなく、そのグループ内での話し合い過程を比較するものでした。構成要素(私たちのタイプ)がグループごとに異なっているために、発表内容をまとめるアプローチの方法がまるで異なることが明らかになりました。実際に体験して初めて、人的管理やプロジェクトにおける人選の重要性を理解することができました。
私はこの授業を管理職という立場で実務に生かしたい、と期待していましたが、自分も組織の一員でありまず、自分自身の組織でのあり方や職業人生におけるキャリアについてどうしたいのか、将来はどのような形で働きたいのか、毎週考えさせられる授業でした。また翌週の授業までに提出するアサイメントは毎回、時間がかかったことを思い出します。
■こんな方にお勧め社会人ビジネススクールに通学される機会を得られたならば、人事関連部門の方はもちろん現在、管理職の方やそれ以外の部署の方にも、奥村先生のHRMをおすすめいたします。なぜ今、働いているのだろう、これからも私が働き続けるのはなぜだろう・・・。この授業で今までの社会人経験を一旦振り返り、そしてRBSを修了した後の未来に向けてどのように働いていく、生きていくのかを考える良い時間を与えてくれる授業です。
■レポーター紹介- T.K アラフォー女子
- 市場調査会社勤務
- 元来なまけものにもかかわらず、女子大学院生に挑戦中
- せっかくだから、となんでも首を突っ込む勢いで邁進中
- 社会人学生という独特な立場を、疲労感を味わいながら満喫中
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