授業名:2017年春学期に受講した冨田先生の「テクノロジー&ストラテジー」について紹介します。

■授業の内容 (テキストより)
・IoTの提議 ・IoTの役割、その構成(AI、ICT等)とできることできないこと ・アンサンブル機械学習のデモ ・IoTビジネスの事例紹介、アライアンスの活用 ・ゲストスピーカー【2017年実績:慶応義塾大学 武藤佳恭先生(人工知能やIoTがご専門)、IoTベンチャーのShannon Lab代表取締役・田中 潤 様 ・マーケットインとプロダクトアウトによる新製品開発の比較 ・新規事業でどこに一歩を踏み出すか、ドラッカーの事業の3つの定義、認知的遠方収益機会論 ・受講者によるIoTとAIをを活用したビジネス事例や分析のプレゼン ■受講の動機 ・IoTを活用した自動化農業を考えており、それが実現できるのか知りたかった ・IoT、AIは人を幸せにする道具なのか、それとも敵なのか、知りたかった ■講義の内容及び様子 ・現在のIoTの事例について説明される。 ・IoTの定義が人それぞれであるため、この授業での定義とその理由について説明される。 ・外部講師の武藤先生での実演は受講生がみんな釘付けになる、質問が多く、時間内に終わらない状態になった。 その後、武藤先生と懇親会を行ったが、懇親会でもIoT,AIについての質問攻めになる。 ■受講後の感想 ・自分自身か考えていた農業IoTは予想以上に進んでおり、可能であることが分かった。 ・IoTの可能性は大きく、市場で公開されているものはごく一部であることが、驚きであった。 ■こんな人におすすめ ・IoTを早急に導入したい方、実現したい方 ・AIの可能性を創造したい方 
■レポーター紹介 2017年に入学をした、博士課程前期課程、現在2年です。 総合電気工事会社に勤めているが、会社には内緒で通っている。 元々は技術屋であり、不況の煽りで管理部門(経理系)と戦ってきたが、最終的には金を握っているところが強く、負けてしまうことが悔しかった。 現場は経験しないと分からないが、経理系は机上で勉強できると思い、MBAを志した。大学受験で立教大学理学部に不合格になり、リベンジでRBSを選択し、合格した。
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授業名:2017年春学期に受講した張先生の「知財経営論」について紹介します。

■授業の内容 (テキストより) ・日米特許戦争の背景と教訓、企業経営における知財戦略の位置づけと課題 ・特許と経営と事業戦略の視点(中村裁判、太陽の罠、下町ロケット) ・商標権、著作権、営業秘密 ・競争的優位性とクローズと戦略、オープン戦略 ■受講の動機 ・元々、技術開発を行ったことがあり、会社内で技術開発における戦略のレクチャーを受けていた。 主にクローズド戦略とオープン戦略しかレクチャーがなかったが、正規に知財戦略を勉強し直し、会社としての戦略を学びたかった。 ・MBAでのMOT系授業は立教しかないため、受けておきたかった。 ※海外ではすでにMBAにMOTの講義が行われているところが多い。 ■講義の内容及び様子 ・知財の歴史、ケーススタディーを元に、受講生に意見が求められ、自分の会社や現在世の中で起こっている事象について意見交換をする。 その事象はどの権利に当てはまるか、同戦略をするか様々な角度から考察する。 ■受講後の感想 ・主にクローズド戦略が主流と思っていたが、オープン戦略をすることにより、アライアンス、イノベーションと言った事につながる事が理解できた。 ・オープン化すると、特許料などが入るのみと思っていたが、市場が拡大し、競争優位になるということを知った。 ■こんな人におすすめ ・技術系の事を知らない方、学びたい方は入門編として大変良いと思います。 ・最後に知財戦略のプレゼンを行います。良い経験ができます。
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■レポーター紹介 2017年に入学をした、博士課程前期課程、現在1年です。 総合電気工事会社に勤めているが、会社には内緒で通っている。 元々は技術屋であり、不況の煽りで管理部門(経理系)と戦ってきたが、最終的には金を握っているところが強く、負けてしまうことが悔しかった。 現場は経験しないと分からないが、経理系は机上で勉強できると思い、MBAを志した。大学受験で立教大学理学部に不合格になり、リベンジでRBSを選択し、合格した。
授業名:2017年春学期に受講した品川先生の「イノベーション・マネジメント」について紹介します。 ※品川先生は2018年3月で退任します。他の先生でテクノロジー系、イノベーション系の授業はあります。  ■授業の内容 (テキストより) ・イノベーションとは?イノベーションのプロセス ・イノベーションのパターン、産業イノベーションのダイナミックス ・ドミナントデザインと企業力の競争力、エジソンは発明王か? ・イノベーティブなマーケティング ・イノベーションと企業の競争力への影響 ・ブレインストーミング ■受講の動機 ・元々技術屋であり、イノベーションには興味がありました。 また、数多くある日本のMBAでMOT系の授業を行っているのはRBSしかなかった。(MOT系の学校には当然あります。) ・勤務している会社が行き詰まっている状況の中、イノベーションを起こすためにはどうすれば良いか知りたかった。 ■講義の内容及び様子 ・毎回、授業開始1時間程度、ブレインストーミングを行うが、遊びに近い内容である。合い言葉は「それいいね!」。楽しい反面、1時間後、脳みそがクタクタに疲れている。食べながら授業が受けられ、楽しい授業である。 ■受講後の感想 ・やはり、MBAでのMOT系内容の授業は元技術屋としては、やりやすかったが、学問として学べたことは非常に授業を受けて良かったと思っている。 ・ブレインストーミングは楽しい反面、いつも使わない脳みそを使うため、疲れました。しかしながら、自分自身の考え方などが変わり、人とのつきあい方が変わったような気もします。 ■こんな人におすすめ ・技術系の人 ・ちょっと変わった授業を受けていたい人 ・イノベーションを「技術革新」と思っている人。 ※技術革新と技術開発を間違えている人もいる。 ■レポーター紹介 2017年に入学をした、博士課程前期課程、現在1年です。 総合電気工事会社に勤めているが、会社には内緒で通っている。 元々は技術屋であり、不況の煽りで管理部門(経理系)と戦ってきたが、最終的には金を握っているところが強く、負けてしまうことが悔しかった。 現場は経験しないと分からないが、経理系は机上で勉強できると思い、MBAを志した。大学受験で立教大学理学部に不合格になり、リベンジでRBSを選択し、合格した。 もしよろしければ、クリックしてください↓
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授業名:2017年春学期に受講した冨田先生の「ビジネスデザイン特論2A」について紹介します。  ■授業の内容 (テキストより) ・アライアンスとは?基礎理論(資源ベース理論、取引コスト理論、その他) ・アライアンスの相互補完(数理モデル、マッチング、加算・相乗モデルなど) ・アライアンスの具体的事例(事業構築、営業展開、製品開発、IoTやAI) ・アライアンス・マネジメント ・コーポレート・ベンチャーキャピタル、ジョイント・ベンチャー(JV)、オープンイノベーション ■受講の動機 ・仕事柄、ジョイント・ベンチャー(JV)はよくある話。また、JVは上下関係が存在します。 アライアンスはJVに似ているが、JVではない。 また、自社ですべてを行うには時間がかかるため、アライアンスをすることで早く市場シェアを得ることで同業他社との差別化を図る戦略には必要不可欠になりつつある手法が学べることが受講動機でした。
また、先生が開発した「アライアンスの数理モデルの係数算出システム」がどんな物か使って見たかった。 ■講義の内容及び様子 ・講義は先生の教科書を元に進みますが、教科書の購入は不要。 毎回先生が作成した資料を使って講義が行われます。 先生の熱い思いが伝わる授業です。 また、先生が開発をした「アライアンスの数理モデルの係数算出システム」を使用したプレゼンが授業最後に行われます。受講生共々レベルの高いプレゼンが繰り広げられます。 ■受講後の感想 ・先生の開発した「アライアンスの数理モデルの係数算出システム」の信憑性が思っていたとおりの結果が出るため、驚いた。 ・自社で進めるべきか、アライアンスをすべきかの判断が学べる。 ・ゲスト講師をお呼びし、滅多に味わえない講義が受けられた。 ■こんな人におすすめ ・アライアンスとはなんだろうと思う人。 ・ジョイント・ベンチャー(JV)、M&Aを検討している方。 ・先生の開発した「アライアンスの数理モデルの係数算出システム」を使ってみたい方。
■レポーター紹介 2017年に入学をした、博士課程前期課程、現在1年です。 総合電気工事会社に勤めているが、会社には内緒で通っている。 元々は技術屋であり、不況の煽りで管理部門(経理系)と戦ってきたが、最終的には金を握っているところが強く、負けてしまうことが悔しかった。 現場は経験しないと分からないが、経理系は机上で勉強できると思い、MBAを志した。大学受験で立教大学理学部に不合格になり、リベンジでRBSを選択し、合格した。 もしよろしければ、クリックしてください↓
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今回は、2015年度春学期に開講された中村二朗先生のテクノロジー&ストラテジーの授業について書きます。 授業が変則的な時間に行われることもあり少人数ではありましたが、非常に得るものが多かった授業です。自身は過去にサービス企画やプロダクト企画に携わっていたこともあり、ある程度は実務を知っていた身ですが、「当時に知っていれば…」といった話も多くあり、サービスや製品を企画・開発してみたい・興味ない・したことがある・したことないに関わらず「製品やサービスに関わる人」すべてにとって有益な授業だと思います。 授業の内容の半分はマーケティングの領域の話で、半分は技術というものに対する概論になります。製品やサービスの特性により各プロセスで取りうる手段の制限や可能性、リスクやリターンの考え方など、まさに「技術(テクノロジー)に応じた戦略(ストラテジー)の取り方」を学びます。 製品ライフサイクル、イノベーションのジレンマ、規模の経済の話という製品側からの視点だけでなく、競争環境下での開発戦略など、マーケット側の視点から製品の位置付けの考え方など、先生は「製品開発などを経験したことがない人でもわかりやすく」ということをおっしゃっていましたが、ひょっといたら実務で経験したことがある人ほど、気づかされるものが多いかもしれません。 授業の進行はレジュメをベースとして進みます。時折投げかけられる質問(この事例に該当する製品やサービスは?など)の答えも、非常に切り口の面白い事例などが出てきたり、他社の製品やサービスのコンセプトを読み取る訓練にもなります。製品のテクノロジートレンドとその製品の特長をとらえることで「企業がどのような考え方に基づいて戦略構築しているのか」ということを推測する手がかりを得ることができます。この視点は企画や開発という分野だけでなく、営業や財務といった、一見テクノロジーには関係なさそうな職務においても非常に重要であると感じました。 ■レポーター- セールスプロモーションの会社経営36歳。
- 知人のススメで入学即答。
- 気付けばすっかり学校優先。
- 社員に怒られ、本末転倒。
- 開き直って、学業没頭。
- 履修を詰め込み、七転八倒。
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