独立研究科勉強会&交流会

2021年10月23日(土)に立教大学大学院独立研究科第1回勉強会&交流会が開催しました。
当日は21世紀社会デザイン研究科、人工知能科学研究科及びビジネスデザイン研究科の約80名の現役学生が参加しました。

交流会冒頭に、21世紀社会デザイン研究科委員長の萩原なつ子先生人工知能科学研究科委員長の内山泰伸先生ビジネスデザイン研究科委員長の庄司貴行先生からお言葉を頂戴しました。

図1


その後、「専門領域を超えて楽しく学び合う」、「交流のきっかけとする」、「各研究科がどんなことをやっているか知る」という本交流会の背景と目的を共有し、今後も継続した3研究科の交流を行っていくことを参加者全員で意識合わせしました。

第1部はビジネスデザイン研究科セッションとして、高柳寛樹先生にご登壇頂き、スタートアップストラテジー ~大企業とスタートアップのエコシステムをどう考えるか~というテーマで、スタートアップに重要な資金調達における違い(ベンチャー・キャピタル、エンジェル、コーポレート・ベンチャー・キャピタル等)、新規ビジネスやマネタイズの考え方、出口戦略の必要性(IPO(新規上場株式)、M&A(合併と買収)等)について、お話いただきました。
講義後の質疑応答では、複数名の参加者が熱心に質問をしていました。

図2


第2部の人工知能科学研究科セッションでは、 「人工知能技術の概要と応用事例の紹介~AI研究科から新時代への挑戦」というテーマで、人工知能科学研究科の院生に登壇いただき、前半はAIの全体像や、AIがどのように応用されているかを、北九州市のスポーツ業界の課題解決アイデア等事例を交えながらお話いただき、後半は内山先生や瀧先生、21世紀社会デザイン研究科及びビジネスデザイン研究科の学生を含めたパネルディスカッションを行いました。
和気あいあいとした雰囲気の中、ディスカッションが進み、人工知能科学研究科の皆さんの仲の良さを実感しました。

第3部は、21世紀社会デザイン・人工知能科学・ビジネスデザインの各研究科メンバー混合のグループを作成し交流会を行い、各研究科を超えて親睦を深めました。

交流会後のアンケートでは、非常に多くの学生から高い満足度の評価を得られ、約9割の学生が今後も交流会の参加を希望し、既に履修が可能となっている他の研究科の講義ついても、8割以上の学生が受講を希望するという結果でした。

立教大学大学院独立研究科第2回交流会&勉強会は、21世紀社会デザイン研究科のセッションを含めて開催する予定です。


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[ 2021/11/16 21:30 ] 課外活動 | TB(-) | CM(0)

JBCC2021セミファイナル出場チーム~出場後インタビュー:有待チーム~

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■JBCC2021について
本年は「MBA王者決定戦!未来を切り拓く戦略を」というスローガンの下に、史上最多となる25校のビジネススクールから215チーム999名が出場しました。(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000082068.html
10月17日(日)の本選大会では、予選を勝ち抜いた20チームが、自ら策定した経営戦略をオンラインでプレゼンいたしました。立教大学大学院ビジネスデザイン研究科からは、2年連続となる予選突破を果たした有待チームが出場いたしました。
残念ながらセミファイナルで敗退してしまいましたが、参加されたメンバーからインタビューをいただきましたので掲載させていただきます。


~有待亮佑(21VG002E)~
●出場したきっかけ
やらずに後悔したくなかったという気持ちと少しでも多く学べるのであれば全てを吸収したいということから、参加することは即決でした。

●出場してみて良かったこと
講義以外での学びがあったことは、自身にとって行動した結果であり非常に良かった点であると考えます。学びと言っても、ケーススタディの内容だけではなく、特にチームアップの仕方を経験することができました。オンラインで一度もお会いしたことの無い状況でチームがスタートしたため、私自身ビジネス経験が浅く、チームメンバーに助けられる事が非常に多くありました。それぞれのバックグラウンドから培った知見や得意分野が活かされるチームアップの仕方、リーダーシップが大切であると身をもって実感いたしました。私がこうして多くの学びを得られたのも、メンバーに恵まれたからと思います。

●最後に
価値観や環境、RBSでの目的は人それぞれですので、全ての方に出場することをオススメはしません。しかし「講義だけ受けていて不安」といった感情が少しでもあるのであれば、JBCCへの参加を検討するべきだと思います。JBCCでは、講義以外での学びは勿論のこと、新たな仲間との出会いや学びの癖付け、そして他校の「色」がわかります。JBCCの内容は、ケースから実際に現状を分析し戦略を練り上げていく中などのストーリー性があったため、ビジネス初心者の私でもイメージがしやすかったです。JBCC出場の際には非常に多くの方々にサポートしていただきまして、誠にありがとうございました。


~渡邊立三(21VG074T)~
●出場したきっかけ
過去に出題されたJBCCのケースを独学で取り組み始め、春・秋学期のつなぎ期間である夏期にJBCC2021に参加することで、ケースメソッド学習に本格的に取り組みたいと考えるようになりました。まずは、JBCC交流会に参加して有待さんと出会い、二人でチームを結成する事となりました。その後、石川さん・岡田さん・伊藤さんが合流され、有待チームが結成される経緯となりました。

●出場してみて良かったこと
有待チームでは、JBCCケースを活用したケースメソッド勉強会という位置付けで検討会を推進しました。2021年出題ケースは、前年までのケースとは傾向が変わり、問われているのは大学発ベンチャー企業の資金調達のためのピッチデックという切り口でした。VCは未知の領域であり、ケースを解くために知識を泥縄式に学び、経営戦略を描いた経験から、貴重な知見を体得する事が出来ました。

●最後に
セミファイナルは力及ばず、残念ながらファイナルに進むことが出来ませんでした。こうして有待チームの一瞬の夏は終わり、チームは解散いたしました。しかし、気がついたら多くの学びが手に入りました。掴みにゆく学びもあれば、気がついたら手に入る学びもあると思います。JBCCとは、そんな仮想現実空間です。ビジネススクールの夏のひとときを利用し、仮想現実空間を体験して、新しい風景を見ることは有意義なことだと思います。


~石川房子(21VG068R)~
●出場したきっかけ
そもそも立教のビジネススクールに入るにあたり、MBAではビジネスケーススタディが面白いと同僚から聞いており、興味がありました。ただコンペティション参加は自分にできるかは甚だ疑問でしたが、夏休み期間で何か今までやったことない挑戦をしたいとは思っていました。そんな中、お誘いをいただいたので思い切って参加しました。

●出場してみて良かったこと
実際のプランを計画するプロセスでチームの渡邊さんから学ぶことが想像以上に多く、本当にお恥ずかしい限りの私でしたが、春学期1・2の学びをベースとしてそれ以上のものへ発展したと実感しており、感謝しかありません。きっとそれは、レベル感こそ違っても、学びを共にする仲間の志に感銘を受けたからだと振り返って感じております。

●最後に
ぜひチャレンジしてほしいと心から思います。これまで経験したことない学びを得られ、其々に必要な血肉になると思います!


~岡田雄大(21VG060H)~
●出場したきっかけ
同じ授業の方にお声がけをいただき興味を持ち、最初は軽い気持ちで参加を決めたと思い返しています。

●出場してみて良かったこと
私はどちらかというと優勝を目指してというより、出場を通して勉強になればとの思いの方が強かったので、資料提出に向けたスケジューリングやマイルストーンの置き方、各自の戦略案を共有しながら合意形成をし、資料に落としていくという全ての過程が勉強になりました。

●最後に
せっかくビジネススクールに入学したので、今しかできないことに挑戦してみるのもいいのではないでしょうか。チーム内でのディスカッションであったり、他チームや他学校の提案内容を見たりプレゼンを聞くことで、様々な考え方にも触れて知見も広がることと思います。是非、RBSからファイナル進出チームがどんどん出てくることを願っています!


~伊藤彬史(21VG001C)~
●出場したきっかけ
JBCCに出場したきっかけは、夏休みを有意義に過ごすためです。慣れない大学院生活がはじまって授業や課題に追われていた春学期は、なんだかんだ充実していました。しかし、夏休みに入ると多くの時間ができることから、充実した夏休みの過ごし方のひとつとして選択をしました。

●出場してみて良かったこと
JBCCに出場してよかったことは、まずは仲間に恵まれたことでした。業界や仕事が全く違うメンバーが集まり、それぞれの価値観や考え方が異なる中でひとつの物事に向き合い、方向性を統一して会社の未来を決める重要な意思決定を行うことは、かけがえのない経験でした。人を尊重し大切にできるメンバーと、このJBCCに参加できたことがひとつの財産となりました。

●最後に
JBCCは確かに時間や労力が必要となります。決して片手間でできることではなく、一定の時間を費やす必要があります。しかしながら、なかなか経験できることではなく、この大学院だからできることだと思います。夏休みの時間を費やしたとしても必ず得るものはあると思います。素晴らしいメンバーとの出会いがあり、そして絆を生む機会でもありますので、是非ともご参加していただければ幸いでございます。
[ 2021/11/13 16:11 ] 課外活動 JBCC | TB(-) | CM(0)

ビジネスデザイン立教会のOB/OGと在校生の顔合わせ


ビジネスデザイン立教会は、100番目の立教会として設立され、主に独立研究科ビジネスデザイン研究科の修了生で構成された同窓会組織です。

同会は、2007年9月22日に「会員相互の親睦と研鑽をはかり、立教大学および大学院の発展に寄与すること」を目的として設立されました。現役生や研究科とも協力して、様々なイベントを企画運営しています。

2021年9月11日の15~17時、池袋キャンパスにて、十分な感染症対策を施したうえで、OB/OGと在校生の顔合わせを行いました。


1.自己紹介:3期生〜20期生までの総勢27名が一言ずつ、自己紹介しました

2.ご挨拶:ビジネスデザイン立教会から濱田会長と青木先生に、ビジネスデザイン研究科から平井先生にご挨拶いただきました。

3.ビジネスデザイン立教会とは:阿部幹事長からビジネスデザイン立教会の成り立ちや活動について説明いただきました

4.ビジネスデザインフォーラムの開催について:コロナ感染症の影響で開催が難しくなっている主要なイベントであるビジネスデザインフォーラムについて状況をご説明いただきました。

5.各団体の活動内容:在校生の活動である4団体のメンバ構成と最近のトピックをOB/OGの皆さんに紹介しました。
ビジネスデザイン研究会、ホスピタリティ研究会、BizCom編集部、JBCC研究会

6.交流会 途中席替えをおこないつつ、6つのテーブルに分かれて15分×2回の交流を行いました。

ソーシャルディスタンスを守った形ではありましたが、久しぶりの直接対面を楽しみ、そして、互いの活動と再会を祈念し解散しました。


濱田会長のご挨拶 阿部幹事長のご挨拶
濱田会長と阿部幹事長から、ご挨拶いただきました。ありがとうございます!

ディスカッション風景2 ディスカッション風景1
会の最後は、6つのテーブルに分かれて交流会です。楽しかったです!!

では、また。


[ 2021/09/22 23:07 ] 課外活動 | TB(-) | CM(0)

ビジネスデザイン研究科主催イベント~ゼミ説明会~

ビジネスデザイン研究科では、修士取得要件として修士論文又はビジネスプランを作成し、審査を受ける必要があります。
そのため、2年次には指導教官の研究室に所属し、1年間ゼミ形式での指導を受けることとなります。

各指導教官の専門領域や指導方針を知った上で、学生自らの研究領域に合致した研究室を選択するためには、候補となる教官の講義を受講することが近道となります。

秋学期の履修登録及びその先にある研究室選択の参考となるように、9月4日(土)に、1年次向けの研究室紹介行事を開催しました。

緊急事態宣言下につきZoom形式での開催でしたが、第1部は実際の指導教官となる先生方(11名)に、専門領域や指導方針を説明いただき、その後、第2部として各研究室の2年生代表(19名)による生の声をお話しいただきました。

当日は1年生の8割近くの約70名が参加し、研究室選び及び秋学期履修登録に向けた多くの情報を得ることができました。
特に、春学期で授業を履修していない教官のお話を聞けたことや、実際にゼミに参加している2年生の感想を聞くことができ、1年生にとって、たいへん貴重な時間となりました。

学校側からも、有意義なイベントであったので来年以降も定例化したい、とのコメントをいただいております。

第1部 担当教官によるゼミ紹介 : 17:00~18:40
第2部 各ゼミ代表によるゼミ紹介 : 18:55~20:35


図1
図2



主催:ビジネスデザイン研究科
運営企画:ビジネスデザイン研究会(平岩・萬行・有待・加藤)
[ 2021/09/15 16:32 ] 課外活動 | TB(-) | CM(0)

ホスピタリティ研究会活動レポート

季節は巡り、新緑の初夏を迎えようとしていますが、新型コロナ感染症の広がりで、長~い冬の中にいるような感覚が続き、STAY HOMEでこのメッセージをみていただいている方も多いことでしょう。今日はホスピタリティ研究会(通称ホスピ研)のご紹介などをさせて頂きます。

■目次
• ホスピ研とは?
• 先日のオンラインミーティングの様子
• ホスピ研メンバー募集告知

■ホスピ研とは?
立教大学大学院ビジネスデザイン研究科の現役院生によるホスピタリティに関する研究会です。勉強会やフィールドワークなどの活動を通じてホスピタリティについての知識や理解を深めることを目的としています。


■2019年度の主な活動実績
3月 
- フィールドワーク「がん研究会 有明病院」
がん研有明病院を視察し、関係者の方々のお話を伺いホスピタリティを学びました。
4月 
- 講演会「東京ステーションホテル総支配人藤崎斉氏講演会」
東京ステーションホテル総支配人の藤崎斉氏をお招きし、お話をお伺いしました。
9月 
- 【ホスピタリティ研究会番外編おとなの社会科見学「武相荘でホスピタリティ」】
白州次郎の旧宅「武相荘」で無愛想なホスピタリティを学びました。
- 講演会「CS経営と羽田空港における実例」
羽田旅客サービス株式会社代表取締役社長の田口繁敬氏をお招きし、お話をお伺いしました。
これ以外にも新入生歓迎コンパ・クリスマスコンパ・卒業記念コンパやLINEグループ・Facebook上での情報交換なども随時行っています。


■ある日のオンラインミーティングの様子
先日実施された、新メンバーを加えた事務局メンバーのオンラインミーティングの様子をご紹介させていただきます。
オンラインミーティングツールを使って、現在のコロナ禍の中で熱い意見交換などを行いました(飲みながら・・・)。
我がホスピ研では、旅行会社やメディア・音楽ホールの責任者まで、実に多彩なメンバーが揃っておりますが、実はまともにコロナによる経済悪化の影響を受けている業界に勤めるメンバーが多く、それゆえに、それぞれが一家言持っており、平和産業とも言われるホスピタリティ産業、必ずやってくるリカバリー期にむけた役立つ業界研究・講習会・セミナー・シンポジウムの構想について熱く議論されました(飲みながら・・・)。
最後は、終息後の日本経済がどうなるのか、世間ではアフターコロナ・ポストコロナなどがささやかれていますが、本当に大切なことはもちろん立教MBAでの学びも含めて、いままでの人生経験が活きていくものと胸に刻み、軸足ぶれずに前を向いていくことであると結論づけました(飲みながら・・・)。


■ホスピ研メンバー募集告知
ホスピ研では現役立教MBA生を対象に、事務局メンバーを募集しています。
ホスピタリティマインドを持ち、仲間達とのイベント運営等を通じて研究を深めたいあなた!
https://www.facebook.com/hospitalityrbs/
までご連絡下さい!
[ 2020/05/03 09:36 ] 課外活動 | TB(-) | CM(0)