
※RBS(Rikkyo Business School)
立教大学 大学院 ビジネスデザイン研究科(以下、RBS)の試験までモチベーションの維持、
試験終了後、入学までのモチベーションの維持、入学後、初めての夏休み中のモチベーションの
維持は、それぞれ違います。
私が行ったモチベーションの維持方法をご紹介いたします。
〇入試までのモチベーションの維持
平成29年10月1日に秋季入試(1回目)が行われます。あとちょうど2週間。
RBSを第一希望の方、滑り止めを考えている方、様々な方がモチベーションを維持しながら
2週間を待ち望んでいるかと思います。また、春季入試(2回目)を検討している方も
悩んだりしているかもしれません。
私がモチベーションの維持をするため行っていたのは、提出した「課題エッセイ」を読み直し、
それを覚えるのではなく、心に刻むことでした。モチベーションも上がり、面接では強い意志で
望めました。
また、このブログや、諸先輩方のブログ、Facebookなど閲覧して、自分自身がRBSで学びたい
という思いをまだあることを確認しておりました。
進学相談会での先生、先輩方のご意見や、資料を読み返したりもしていました。
〇試験終了後のモチベーションの維持
試験が終わり、合格発表まで、秋季入試はかなり時間が空きます。仕事が忙しければ、
モチベーションどころではないのですが、私は暇であったため、気になっていました。
そこで、別の大学の科目履修生など入学前にMBA的な勉強をしたり、無料インターネットによる
経営学、統計学など受講、話し方教室などに参加しておりました。
また、先ほど同様に、このブログを閲覧し、諸先輩方の授業内容や、自分自身がやりたい授業に
ついて、楽しみに閲覧をすることでした。
参考:無料インターネット講義【http://gacco.org】
話し方教室:テレビ朝日アスク【www.tv-asahi-ask.co.jp】
〇入学後、初めての夏休み(長期休暇)中のモチベーションの維持
上記写真があるように、復習をしたり、意味もなく、院生室(学校)を訪れ、参考書や、
先生の著書を読みあさっています。また、気分転換にほぼ毎日やっている図書館に
行ったりもしていました。
堅苦しく、入学前に勉強が必要と言うわけではございません。
面接を受けると分かるとおり、優しい先生ばかりで、前評判と入学後では全く違う世界が
見られます。
っと、言っても、経験をしないと違う世界が見えるわけではないため、信じてもらえない
かもしれません。
そのため、モチベーションを維持して、来年、4月に皆様と会えること楽しみにしております。
■レポーター紹介
2017年に入学をした、博士課程前期課程、現在1年です。
総合電気工事会社に勤めているが、会社には内緒で通っている。
元々は技術屋であるが、現在は営業職。
RBS受験動機の一つは、大学受験で立教大学理学部に不合格になり、リベンジ!
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立教大学MBAビジネスデザイン研究科に入学する人には様々なバックグラウンドがあります。製造業・サービス業に従事する人もいれば、自身で会社を経営されている人、オーナー会社の2代目など様々です。これに加えて留学生もたくさん入学しています。
その中でも少ないのが金融・ファイナンス系の職種の人たちです。私が在学していた頃の13期では、純粋金融系の人間は私を含めて数人で、財務・経理を専門にしている人もごくわずかでした。会計士・税理士などもいなかったと記憶しています。これは他の国内MBAに比べてものすごく低い割合だと思います。
しかし、それだからこそ逆に、金融・ファイナンス系の人は立教大学MBAに入学すると有意義だと思います。金融・ファイナンス系でない人達がたくさんいる多様性のある学校に飛び込み、普段自分が行わないようなものの考え方や議論に触れ、実に様々な刺激を受けることができるからです。
■敢えて金融・ファイナンス系大学院を目指さないことの意義金融・ファイナンス分野の人は、早稲田大学大学院ファイナンス学科や一橋大大学院金融戦略コースを目指すことが多いでしょう。私もそうした大学院を志望しようとも思った時期もあります。しかし、よくよく考えてみると大学院で今更コーポレートファイナンス理論や資産運用の勉強をしてもあまり意味が無いなと私は思ったのです。20代の若手ならともかく、30代も後半の私は投資ファンドで相応に実務経験もそれなりに長く、今更教室でファイナンスを学ぶことも少ないかなというのが感想でした。
それに加えて一番の問題は、周りの大学院生の職種です。恐らく上に挙げた両校は、銀行・証券・保険などの社会人が大半を占めるでしょう。私の場合、40歳近くになって金融系の社会人と今更懇意にさせてもらっても、今の人脈で誰かをたどればその人たちに行きつくわけです。また、そもそも思考パターンが似ているのであまり刺激を受けることもないだろうと思いました。
実際に立教大学MBAに入学して思ったことは、大学院生の多様性です。立教大学MBAでは様々な授業でグループワークが催されており、特に先日ご紹介したビジネスシミュレーションでは、色々な人たちがチームを組み競い合っていきます。そこでは普段私が思いもよらないようなマーケティングの提案や組織論などが展開されており、新しいモノの考え方を色々と身につけることができました。
■立教大学MBAの授業は深いさらに、立教大学MBAではファイナンスの授業自体でも色々なものごとを深く掘り下げていきます。例えば学長の亀川先生の授業では、「経済活動とは何か?」「利潤とは何か?」ということを常に学生に問い、考えさせます。自分ではわかったつもりでいたことが、じつは全然理解していなかったということに愕然とします。そうした一つ一つの問いかけを考えていくと、それらが本質的にはどういうことであったのかの理解が進んできます。そして、そこまで深くすると、その他の事柄への理解もアメーバ式につながっていきます。他の大学院であるような、「はいDCFで株主価値を計算してみましょう」とか、「ポートフォリオ理論はこうなっていますよ」というような、資格試験のテキストでも十分対応できるアメリカ型のMBAとは、一味も二味も違う授業を体験できます。
もうひとつ面白いのが、立教大学MBAではファイナンスの人間が吊るしあげられることが多いということです。リーマンショック以降、「金融=虚業、何もしないのに儲けている人々」というイメージが増幅され、金融以外のフィールドの大学院生だけでなく先生からも様々な批判が投げられることがあります。こうした批判の中には、至極もっともなものもあれば、実際の現象を読み違えたものもたくさんあります。自由の学府である立教MBAでは、教授にも真っ向から議論することができます。時に教授が間違ったイメージでモノを語っていれば、実際のデータを見える化して、その考えがいかに的を射ていないかなども論を戦わせることができます。こうした経験は決して楽なものではありませんが、私にとっては非常に知的好奇心のあふれた良い場でした。
■金融・ファイナンス系学生が希少であるということ最後に、周りに金融・ファイナンス系の学生が少ない分、授業などでは他の大学院生から重宝してもらえる機会もたくさんあります。これもとても良い経験で、例えばファイナンスにあまり接したことの無い留学生が授業でわからないことがあれば、基礎から色々と教えさせていただくこともできます。「教えることは学ぶこと」という言葉の通り、自分以外の第三者に何かを教えることで、実は自分の理解が間違っていたのだということがわかったり、思わぬ本質的な理解を深めたりすることができます。自分とチームを組んだ人たちが、今後のキャリアの中で金融・ファイナンスに興味を持ってくれたらこれに勝る喜びはありません。
「自分と違うものの考え方をする人がたくさんいる」ということを社会人MBAの選択基準に持つことが重要であると私は考えます。そう考えた時、立教MBAは金融・ファイナンス系の社会人にはもってこいです。私は卒業後も先生や同級生たちに、「今度こういう業界に投資しようとしているのですが、これってどういうことなのですか?」ということを聞きに行くことがたくさんあります。これは私にとって一生の財産です。マイノリティだからこそあえてそこに飛び込んでみる。そうしたチャレンジに応えるだけの懐の深さが立教MBAにはあります。
■レポーター紹介S.N.(男・30代後半)
- マネジメントバイアウトファンドやアセットマネジメント会社などで企業に対する投資・事業の再生などに携わる。
- ファイナンス以外の分野の学生や留学生が多く、ビジネスに必要な幅広い分野の授業を受講できる点を魅力に感じ、2014年4月に立教大学ビジネスデザイン研究科に入学。2016年3月に卒業。
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