■RBS入学動機私は自動車の内燃機エンジン用部品を主力製品としているメーカーに勤務しています。
皆さんもご存じの通り世界的な脱炭素の流れから、自動車のエンジンは電動化が進みつつあります。
この変化は私が勤務する会社(以下、当社)にとっては、主力製品による収益の縮小を意味し、極端に言うと存亡の危機が迫ってきているという状況です。
そのため、当社では新規事業開発を重要課題として進めているのですが、これがなかなか思うようにはいっていません。
「なぜ計画通りにいかないのか?本当に事業化できるのか?」これがある新規事業プロジェクトのリーダーをしていた私が会社から常に問われていたことでした。
「そりゃ不確実性の高いことだから計画通りにはいかない。
動いた結果で計画を修正しつつ、事業化できるか検証しているのだ。」ということを解ってもらおうと会社とコミュニケーションを取るのですが、話が全くかみ合いません。
この不一致は様々な事に影響するので、私はその対処に追われ、疲れ切ってしまいました。
それは他の新規事業プロジェクトも同じで、みな疲弊している感じなのです。
この状況に「このままでは危ない。変えなければ。」と思ったのですが、何をどう変えるのか、自分は何をするのかがよく分かりません。
とりあえず仲間を作ろうと新規事業や既存事業部、本社のミドル有志が集まり意見交換する場を作ってみたりしたのですが、それだけで変わるものでもありません。
この次はどうしたら良いのかを考えた末に、知識と同じ問題意識を持った人が集まっているところに行けばヒントが得られるのではないかと思い至りMBAへの入学を決心しました。
そうと決まれば、次はどの学校にするかです。色々な学校を比べてみたのですが、RBSが掲げる「ビジネスクリエーター」像が私の目指す姿そのものだったことで、「ここだ!」と決めました。
■入学後の感想覚悟して受験はしたものの、無事合格した後は、仕事、プライベートとのバランスが取れるかが心配でした。
慣れるまでは四苦八苦しましたが、今では何とかこなせています。
しかも、
結構楽しんでいます。
以前、社内MBA受講者に選抜され、MBAで学ぶ科目は一通りエッセンスだけは触れたことはあったのですが、実際のMBAで得られる知識や刺激の量は、やはり比べ物になりません。
授業中もそうですが、出される課題への取り組みで結構頭と時間を使います。
そして課題のアウトプットを学友と共有する。
この一連の時間がとても楽しいのです。
自分は考えもしなかった視点で分析してくる人、信じられない量のアウトプットをしてくる人、プレゼンがもの凄く上手な人、時には自分のアウトプットも認められる・・・などなど刺激が満載です。
【授業風景(グループディスカッション)】RBSは一学年が約90名と大勢の様々なバックグラウンドを持った同級生がいます。
しかも、授業では上級生とも一緒になりますので、理屈上は約180名の在校生達から刺激を受けられるのです。
また、立教大学には3つの独立研究科があり(ビジネスデザイン研究科、21世紀社会デザイン研究科、人工知能科学研究科)、その研究科を超えた学生の交流も始まっています。
なのでその気になれば、新しいビジネスを3研究科のメンバーで一緒に作っていくなんてこともできるかも知れません。
この多様性と可能性の幅は、RBSの魅力の一つだと私は感じています。
ただ残念なのは、大半がオンライン授業なので、リアルの親交が限られてしまっている点です。
オンライン授業は通学時間もかからず効率的ではあるのですが、授業の楽しさは、やはりリアル・対面には敵いません。
そして、授業外の懇親会も。コロナが落ち着いている間は、できる限りリアルで出席し、刺激的な学生生活を楽しみつつ、自分の課題を解決していく道を探していきたいと思っています。
MBA受験を検討されている皆様、RBSでお待ちしています!
【クリスマスツリーが点灯された正門前】
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